
全6回にわたってお届けしてきた「金利解説シリーズ」も、今回がいよいよ最終回です。
日本は約30年もの間、世界でも珍しい「金利がほとんどない国」でした。しかし今、その常識が180度変わろうとしています。「金利がある世界」の到来です。
「金利が上がって怖い…」と不安になる必要はありません。仕組みを知っているあなたなら、正しく備えることができます。
今回は、これからの日本で私たちが取るべき**「3つの具体的なアクション」**をまとめました。自分の資産を守り、育てるための最終チェックをしていきましょう!
1. 【住宅ローン】「最悪のシナリオ」をシミュレーションする



現在、日本の住宅ローンの多くが「変動金利」です。金利が上がれば、当然返済額も増える可能性があります。
- やるべきこと: もし金利が「1%」上がったら、毎月の返済額がいくら増えるか、銀行のシミュレーションサイトで確認してみましょう。
- 対策:
- 返済額が増えても大丈夫なように「繰り上げ返済用のお金」を貯めておく。
- あまりに不安なら、今のうちに「固定金利」への借り換えを検討する。
「上がってから焦る」のではなく、**「上がっても大丈夫な準備」**をしておくことが心の平穏に繋がります。
2. 【貯金】銀行を「金利」で選ぶ時代へ



これまではどの銀行に預けても金利はほぼゼロでしたが、これからは**「銀行格差」**が広がります。
- やるべきこと: 今預けている銀行の金利をチェックしてください。
- 対策: ネット銀行などは、店舗型の銀行よりも早く、高い金利を設定することが多いです。
- 「給与受取口座」とは別に、**「貯めるための高金利口座」**を作り、お金を大移動させることも検討しましょう。
わずか0.1%の差でも、10年、20年経てば大きな金額の差になります。
3. 【投資】新NISAは「一喜一憂せずに続ける」



第3回で学んだ通り、金利が上がると株価は一時的に下落することがあります。しかし、そこで投資をやめてしまうのが一番もったいないことです。
- やるべきこと: 世界経済の成長を信じて、淡々と積み立てを続ける。
- 対策:
- 金利上昇による一時的な暴落は「安く買えるチャンス」と捉える。
- 「現金」と「投資信託」のバランスを再確認し、暴落しても生活に困らない範囲で運用する。
4. 【図解】金利がある世界での「チェックリスト」



これからの生活で意識すべきポイントを1枚のカードにまとめました。
✨ 金利対策・3つのチェックリスト
① ローンチェック
変動金利の人は「返済額が1.2倍になっても耐えられるか?」を計算してみる。
② 銀行見直し
金利が低いままの銀行に放置せず、ネット銀行などの「高金利口座」を活用する。
③ 投資の継続
株価が揺れてもパニック売りは厳禁。長期視点で新NISAの積み立てを継続する。
「知っている」を「やっている」に変えるだけで、未来は変わります!
5. 最後に:最大の武器は「マネーリテラシー」



「金利」というテーマで6回にわたりお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
金利は、私たちの生活を脅かす敵ではありません。経済を動かし、お金に価値を付けるための**「大切なルール」**です。
これから日本経済がどう動いても、あなたには「知識」という武器があります。ニュースを見て、自分で考え、自分の意思でお金を選べる。その「マネーリテラシー」こそが、どんな不況や金利上昇からもあなたを守る最強の防御になります。
これからも「マネーリテラシー向上委員会」では、あなたの大切なお金を守り、育てるための知識を日本一わかりやすく発信していきます。
一緒に、金利がある世界を賢く、楽しく歩んでいきましょう!


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