「変動金利が上がると聞いて、今のうちに固定金利に変えた方がいいの?」
「でも、固定にすると今の支払いより増えちゃうし…どっちが正解?」
2026年4月の利上げを前に、このような「借り換え」の相談が急増しています。

先に結論をお伝えすると、すべての人にとっての「正解」はありません。 ですが、**「あなたが損をしないための判断基準」**ははっきりしています。
今回は、変動金利から固定金利に切り替えるメリット・デメリットを徹底比較し、どんな人が今すぐ動くべきなのかを日本一わかりやすく解説します!
1. 変動 vs 固定「今の金利差」をチェック



まず、現在の一般的な金利状況をおさらいしましょう。
- 変動金利: 年0.4%〜0.7%前後(まだ圧倒的に低いが、上昇リスクあり)
- 固定金利: 年1.5%〜2.0%前後(返済額が変わらない安心感があるが、今の変動より高い)
今、変動から固定に切り替えると、**「毎月の返済額は確実に増える」**ことになります。それなのに、なぜ固定への切り替えを検討する人がいるのでしょうか?
2. 【比較】固定金利に切り替える「メリット・デメリット」



借り換えを検討する際は、以下の天秤をイメージしてください。
⭕ 固定にするメリット
- 完済まで返済額が確定する
- 金利上昇のニュースにビクビクしなくて済む
- 将来の教育費などのライフプランが立てやすい
❌ 固定にするデメリット
- 毎月の返済額が今すぐ上がる
- 結果的に金利が上がらなければ「払い損」になる
- 借り換えには数十万円の手数料がかかる
3. どっちが得?「損益分岐点」の考え方



結局、変動から固定に換えて「得」をするのは、**「将来、変動金利が、今の固定金利を大幅に超えて上昇した場合」**だけです。
「安心」を買うために、今の安い金利を捨てて高い金利を払う。これは、いわば**「金利上昇に対する保険料」**を払っているようなものです。
迷った時のチェックリスト



以下の項目に多く当てはまるなら、固定金利(または固定期間選択型)への切り替えを検討する価値があります。
- 住宅ローンの残高が2,000万円以上ある
- 返済期間が残り20年以上ある
- 金利が上がると、家計がすぐにパンクする余裕のなさである
- 金利のニュースを見るたびに不安で夜も眠れない
逆に、**「ローン残高が少ない」「完済まであと数年」「手元に十分な現金がある」**という人は、今のまま変動金利で様子を見ても大きなダメージはないでしょう。
4. 【要注意】「借り換え手数料」を忘れていない?
金利の数字だけで判断するのは危険です。
別の銀行へ「借り換え」をする場合、以下のような諸費用が発生します。
- 印紙代
- 事務手数料(借入額の2.2%など)
- 保証料
- 抵当権設定の登録免許税・司法書士費用
合計で30万円〜100万円単位のお金がかかることも珍しくありません。金利が少し下がる程度では、この手数料で赤字になってしまうこともあるのです。
5. まとめ:あなたは「安心」にいくら払えるか?



変動から固定への借り換えは、単なる算数の問題ではなく、**「心の平穏にいくら払えるか」**という決断です。
- 安心を最優先するなら「固定」。 今すぐ支払いは増えるが、将来の不安はゼロになる。
- 安さを最優先するなら「変動」。 ただし、金利が上がった時にすぐ繰り上げ返済できる「貯金」が必須。
- 手数料も含めてシミュレーションする。 ネット銀行の簡易診断ツールを必ず使いましょう。
2026年4月の足音が近づいています。まずは自分のローンの「残り期間」と「残高」を確認することから始めてみてください。




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