新NISAが「改悪なし」の「神改正」でさらに最強に!
2024年に始まった新NISAは、すでに多くの投資家から「神制度」と話題沸騰中ですよね。しかし、実はこの新NISAが、早ければ2026年からさらに「最強の制度」へと進化する可能性が出てきたことをご存知でしょうか?
これは単なる噂や都市伝説ではありません。金融庁が公表した「税制改正要望」に基づいた、ほぼ確定路線と言われる重要な情報です。

今回の改正は、「珍しく 改正という名の解約がない」「どれを見てもデメリットないじゃん」と評されるほど、投資家にとって**メリットしかない「神改正」**なんです。
この記事では、2026年以降に期待される新NISAの4つの改正ポイントについて、現在の制度との違い、具体的なメリット、そして最も重要な注意点をどこよりも詳しく解説していきます。



すでに新NISAを利用している方も、これから始めようと考えている方も、必見の内容です。ぜひ最後までご覧ください。
【ポイント1】当年度中に「スイッチング」が可能に!より柔軟な投資戦略へ



まず一つ目の改正ポイントは「スイッチングが当年度中に可能になる」という点です。
投資のスイッチングとは、保有している投資信託などを解約(売却)し、同時に新たな投資信託を購入して資金を乗り換えることです。
現行制度の問題点:リバランスや投資のやり直しが難しい
現在、NISAの投資枠は年間360万円です。もし、2025年1月に360万円分の投資信託を購入し、同年8月に「思ったのと違う」と感じて全額売却したとします。現行制度では、売却した枠が回復するのは翌年の2026年1月になってから。そのため、同じ年のうちにその枠で別の投資信託を買い直すことはできません。
この制約により、例えば株と債券の割合を一定に保つ**「リバランス」が実質的に不可能であったり、投資先を間違えたと感じた際の「機会損失」**が大きいという問題がありました。
改正後の姿:当日売却・当年買い直しで柔軟性アップ
早ければ2026年からは、当日中に投資商品を売却した場合、同じ年のうちにその売却した枠を使って新たな商品を買い直すことが可能になります。
👇これが「神改正」である理由(メリット)👇
• 現実的なリバランスが可能に: 例えば、株価が大きく伸びてポートフォリオのバランスが崩れても、当年度中に株式を売却し、その資金で債券を買い増すといったリバランスが現実的に行えるようになります。
• 投資の柔軟性向上: 投資先を間違えたと感じた場合でも、すぐに売却し、新しい投資先に変更できるため、機会損失を最小限に抑えられます。
↓ただし、注意点も!↓
この改正は確かに魅力的ですが、頻繁な売買はかえってリターンを削る可能性がある点には注意が必要です。ある研究によると、直近20年間で最も値上がりした10日間を逃すだけで、年率リターンがほぼ半減するというデータもあります。
闇雲に売買を繰り返すよりも、長期的に株式を持ち続ける方が高いリターンを得られる傾向にあるため、この改正は「積極的に利用する」というよりは「もしもの時に助かる」程度の認識でいるのが良いでしょう。
【ポイント2】未成年もNISAが利用可能に!0歳から始める億り人計画



二つ目の改正ポイントは「未成年者も積立投資枠が利用可能になる」という点です。
現行制度の状況:ジュニアNISAは廃止に
かつては未成年向けの「ジュニアNISA」が存在しましたが、利用者の少なさから新NISAの開始と同時に廃止されました。
改正後の姿:子供の将来をNISAで築く
今回の改正案では、未成年者もNISAの積立投資枠を利用できるようになることが検討されています。
👇これが「神改正」である理由👇
これはまさに、**「0歳から始める億り人計画」**を可能にする、とんでもない改正と言えるでしょう!具体的なシミュレーションを見てみましょう。
<もし0歳の子供のために親が**毎月10万円を15年間(総額1800万円)**NISAで積み立てたとします。>
• 年利5%で運用できれば、子供が15歳になる頃には約2600万円に増えている計算です。
• 仮に15歳から22歳(高校・大学期)までは積立をストップし、この資金を教育費に充てるなどしたとしても、運用を続ければ22歳時点では約3700万円になっています。
• そして、この約3700万円を60歳まで放置して運用し続けた場合、なんと約2億4000万円にも達する可能性があります!
・驚異の節税効果:
この2億4000万円は、NISAの非課税枠内での運用なので、利益にかかる税金がゼロです。元本1800万円を差し引いた約2億2000万円の利益に対して、もし課税されていたら約4440万円もの税金がかかるところを、この「神改正」によって全額非課税にできるのです。



子供が小さいうちから親が資金を贈与し、NISAで運用させることで、その子供が将来的に「ビリオネア(億万長者)」になる可能性を秘めている、まさに夢のような制度です。
【ポイント3】投資対象商品の拡充!選択肢が広がる自由度アップ



三つ目の改正ポイントは「投資対象の拡大」です。
検討されている新商品:暗号資産ETFや債券ファンド
具体的な詳細はまだ不明な点が多いものの、以下のような商品の追加が検討されているようです。
• 暗号資産ETFの日本導入: アメリカで話題になった暗号資産ETFが日本でもNISAで利用できるようになるか検討中とされています。
• 債券ファンドの追加: 株式だけでなく、債券ファンドもNISAの対象となる可能性が議論されています。
• 毎月分配型投資信託の追加: 以前は炎上した「プラチナNISA」のような形で、さりげなく追加される可能性も指摘されています。


👇これが「神改正」である理由(メリット)👇
• リバランス戦略の強化:
債券ファンドが追加されれば、前述のスイッチング可能化と合わせて、株式と債券のバランスをより効果的に調整できるようになります。
• 暗号資産投資家のNISA活用:
暗号資産ETFがNISAで利用可能になれば、暗号資産に興味のある投資家も非課税メリットを享受しながら運用できるようになるため、投資の自由度が大きく高まります。
↓ただし、注意点も!↓
投資対象が拡充されても、「今の投資先を変えた方が良い」というわけではありません。多くの人が行っている「全世界株」や「S&P500」といった王道投資は、これまでもこれからも有効な投資方法です。新しい商品に闇雲に飛びつくのではなく、自分の投資方針とリスク許容度に合わせて慎重に検討することが重要です。
【ポイント4】暗号資産の税制見直し!大幅な税負担軽減へ



四つ目の改正ポイントは「暗号資産の税制見直し」です。
現行制度の問題点:高税率と損失の繰り越し不可
現在の暗号資産の利益は「雑所得」に区分されます。雑所得は、給与所得などに合算されるため、所得が高い人ほど税率が高くなる仕組みです。例えば、暗号資産で1億円の利益が出た場合、最高税率の55%が適用され、5500万円もの税金が徴収され、手元には4500万円しか残りません。
また、損失が出ても翌年以降に繰り越して利益と相殺する**「損益通算」ができない**という大きなデメリットがあります。
改正後の姿:株式並みの税率と損益通算の導入
検討されているのは、暗号資産の利益を普通の株式や投資信託と同様の「分離課税」(税率20%)とする見直しです。さらに、損失が出た場合に翌年以降3年間繰り越して利益と相殺できるようになる可能性もあります。
これが「神改正」である理由(メリット)
• 税負担の大幅軽減:
1億円の利益が出た場合、現行の55%から20%へ下がることで、税金は2000万円となり、手元に8000万円残ることになります。これは投資家にとって極めて大きなメリットです。
• 損失管理の柔軟性:
損失を翌年に繰り越せるようになることで、より戦略的な投資が可能になり、投資家のリスクを軽減することができます。
まとめ:「改悪なし」の神改正!しかし、最も重要な注意点とは?
ここまで見てきた通り、新NISAの今回の改正案は、**「改正という名の改悪がない」**とまで言われる、投資家にとってメリットしかない「神改正」です。スイッチングの柔軟性、未成年への積立投資拡大、投資対象の拡充、そして暗号資産の税制優遇と、どれも資産形成を強力に後押しする内容ばかりです。早ければ2026年にもスタートする見込みですので、今からその内容を理解しておくことは非常に重要です。
しかし、ここで最もお伝えしたい重要な注意点があります。 それは、**「自分の投資方針をブレさせないこと」**です。
今回の改正は、あくまで**「当てはまる人がいれば非常に助かる」**という認識でいるのが適切です。 「制度が変わるから」といって、せっかく順調に進めてきた王道投資から外れて、闇雲に投資先を変えたり、リスクの高い暗号資産に手を出したりするのは賢明ではありません。
**投資の基本は「長期・積立・分散」**であり、多くの人はすでにこの王道を行っているはずです。制度の変更をきっかけに、わざわざ自分の方向性をブレさせて、良くない方向に軌道修正することのないよう、くれぐれもご注意ください。



今回の新NISAの「神改正」は、日本の資産形成の未来を大きく変える可能性を秘めています。この情報があなたの投資判断の一助となれば幸いです。
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