【2025年最新版】新NISAをSBI証券で始めるならコレ!失敗しない投資信託の選び方と厳選8選

「新NISAをSBI証券で始めたけれど、何に投資したらいいか分からない…」そうお悩みではありませんか? SBI証券では2,600本以上の投資信託を取り扱っており、そのうち新NISA対象は約1,500本と、非常に多くの選択肢があります。この膨大な数の中から最適な投資信託を選ぶのは、確かに難しいですよね。

しかし、ご安心ください。実は、ある4つのシンプルな条件を満たす商品を選ぶことで、着実な資産形成が可能になります。実際にこれらの条件を満たす投資信託に投資している方の中には、数百万円の利益を出している方もいらっしゃいますよ。

この記事では、SBI証券の投資信託の中から、新NISAで最大限に資産を増やすためのおすすめ8本を、その選び方とともに徹底解説します。

目次

新NISAで選ぶべき!投資信託の4つの重要条件

まずは、失敗しない投資信託選びの基本となる4つの条件から見ていきましょう。

1. 購入時手数料0円(ノーロード投資信託)

    ◦ 投資信託は購入時に手数料がかかる場合がありますが、手数料が3%程度かかる金融機関もある中で、SBI証券ではすべての投資信託の購入手数料が0円です。

    ◦ これにより、100万円投資したら100万円すべてが運用に回り、効率的な資産形成のスタートが切れます。

2. 信託報酬が最低水準のインデックスファンド

    ◦ 信託報酬とは、投資信託を保有している間、プロに運用を任せることで発生する運用管理費用です。

    ◦ この費用は保有している限りずっとかかるため、できるだけ安いものを選ぶのが鉄則です。

    ◦ 「インデックスファンド」と呼ばれる商品は、一般的に信託報酬が安い傾向にあります。商品名に「インデックス」という文字が入っていれば、手数料が安いと判断できます。

3. 信託期間は無期限

    ◦ 信託期間とは、分かりやすく言えば投資信託の「満期」のことです。

    ◦ 老後資金など、10年、20年といった長期での資産形成を目指す場合、途中で運用が強制終了してしまうのは困ります。

    ◦ そのため、運用を継続できる**「無期限」**の投資信託を選ぶことが重要です。

4. 無分配型

    ◦ 分配金とは、投資信託の運用益を投資家に分配するものです。毎月分配型の商品もありますが、これを受け取ってしまうと、せっかくの資産が増えにくくなってしまいます。

    ◦ 無分配型とは、分配金を受け取らずに**「再投資」することで、「複利効果」**を最大限に活用できるタイプです。

    ◦ 複利効果とは、投資で得た利益がさらに利益を生み、まるで雪だるま式に資産が増えていく効果のことです。例えば、同じ1万円の投資でも、分配金を受け取ってしまうと総受取額が1万6,104円だったのに対し、再投資していれば3万円に増えるという大きな差が生じます。

    ◦ もし1,000万円を投資していたら、その差は約1,394万円にもなる可能性があります! 効率よく資産を増やしたいなら、無分配型を選ぶべきです。

SBI証券でのスクリーニング方法とおすすめ投資信託8選

上記の4つの条件(購入時手数料0円はSBI証券では全てクリア済み)を満たす投資信託は、SBI証券の「投信パワーサーチ」というツールで簡単に絞り込むことができます。

今回は、8つの資産クラスから、それぞれの条件を満たすおすすめ商品を1つずつご紹介します。

【初心者向け資産クラス】

1. 国内株式:eMAXIS Slim 国内株式 TOPIX

    ◦ TOPIX(東証株価指数)に連動を目指すインデックスファンド。

    ◦ eMAXIS Slimシリーズは「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける」という特徴があり、他社が信託報酬を下げたり新商品を投入したりするたびに、自動的にコストが下がる仕組みです。また、受益者還元型信託報酬率を導入しており、資産残高が増えるほど割引されるメリットもあります。

    ◦ 投資家が常に安い商品を探して乗り換える手間を省いてくれる画期的な商品と言えます。

2. 先進国株式:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

    ◦ 先進国の株式市場全体に投資できるインデックスファンド。

    ◦ こちらもeMAXIS Slimシリーズの利点である、自動的なコスト削減と割引が期待できます。

3. 全世界株式:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

    ◦ 日本を除く全世界の株式市場に投資できるインデックスファンド。

    ◦ eMAXIS Slimシリーズの中で、特におすすめなのが「除く日本」タイプです。

    ◦ 「除く日本」を選ぶことで、国内株と外国株の資産配分をご自身で調整しやすくなるため、分散投資のバランスが取りやすくなります。

    ◦ 実際に100億円超の利益を出している著名な投資家であるテスタさんも、国内個別銘柄を大量に保有する一方で、投資信託は「除く日本」を選んでバランスを取っているとのことです。

4. 国内債券:eMAXIS Slim 国内債券インデックス

    ◦ 日本の債券市場に投資できるインデックスファンド。

    ◦ ここでも、自動的なコスト削減と割引の恩恵を受けられるeMAXIS Slimシリーズが推奨されます。

5. 先進国債券:eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

    ◦ 先進国の債券市場全体に投資できるインデックスファンド。

    ◦ こちらもeMAXIS Slimシリーズの特徴を活かし、低い信託報酬で効率的な運用を目指せます。

【中上級者向け資産クラス】

6. 新興国債券:iFree 新興国債券インデックス

    ◦ 新興国の債券市場に投資できるインデックスファンド。

    ◦ eMAXIS Slimシリーズには新興国債券の取り扱いがないため、ここでは「iFree 新興国債券インデックス」がおすすめです。

7. 海外リート:eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

    ◦ 海外の不動産投資信託(REIT)に投資できるインデックスファンド。

    ◦ 国内リートが含まれていない点で、eMAXIS Slimシリーズが有利です。

8. ゴールド:SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)

    ◦ 金(ゴールド)に投資できるファンド。

    ◦ ゴールドは国際市場でドル建てで取引されるため、為替の影響を受けます。

    ◦ 「為替ヘッジなし」がおすすめされるのは、将来的な円安進行への対策になるためです。少子高齢化が進む日本では生産力が落ち、国の力が弱まることで円安が進むと予想されています。円安は輸入物価の上昇(輸入インフレ)を引き起こしますが、「為替ヘッジなし」のゴールドは円安時に利益が出やすく、インフレ対策として有効です。

⚠️要注意!eMAXIS SlimとeMAXISの違い⚠️

ここで特に注意していただきたいのが、eMAXIS SlimシリーズとeMAXISシリーズの違いです。

両者は名前が似ていますが、eMAXIS Slimは2017年発売の比較的新しい商品で、eMAXISは2009年発売の既存商品です。 中身の運用スタイルは同じ先進国株式への投資などでも、信託報酬(手数料)が大きく異なります

例えば、先進国株式インデックスの場合:

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス: 信託報酬 0.09889%

eMAXIS 先進国株式インデックス: 信託報酬 0.66%

このように、eMAXISはSlimの約6倍もの手数料がかかります。中身が同じなら、当然手数料が安いSlimを選ぶ方が、あなたの手元に残る利益が多くなり有利です。購入する際は、**「eMAXIS Slim」**の方を間違えずに選ぶようにしましょう

まとめ:賢い選択で新NISAを最大活用!

今回の動画でご紹介した8本の投資信託は、新NISAで効率的な資産形成を目指す上で非常に有効な選択肢です。特に、低コストで自動的に運用コストが下がるeMAXIS Slimシリーズは、手間なく長期投資を続けたい方にとって強力な味方となるでしょう。

また、投資は「分散」が非常に重要です。外国株式だけでなく、日本の経済を活性化させるためにも、ぜひ国内株式にも興味を持ち、ご自身のポートフォリオに組み入れることを検討してみてください。

今回の記事が、あなたの新NISAでの投資信託選びの一助となれば幸いです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次