【速報】楽天SCHD「資産成長型」が新NISAと相性抜群!税金・再投資のメリットを徹底解説

高配当ETFとして絶大な人気を誇る米国ETF「SCHD」に投資できる投資信託「楽天SCHD」。その新バージョンとして、待望の**「楽天SCHD 資産成長型」**が登場しました!

「配当金は自動で再投資したい」「新NISAの非課税枠を無駄にしたくない」と考えていた方にとって、まさに朗報ともいえるこのファンドの登場です!

本記事では、この新たな「楽天SCHD 資産成長型」が従来の「四半期決算型」と何が違うのか、そしてどんな人に特におすすめなのかを徹底解説します。

目次

楽天SCHD「資産成長型」の基本情報と魅力

2025年7月25日に新規設定される「楽天-米国高配当株式ファンド(資産成長型)」、通称「楽天SCHD(資産成長型)」は、新NISAの成長投資枠で購入可能です。

https://www.rakuten-toushin.co.jp/news/pdf/20250701.pdf

気になる信託報酬率は年0.1238%と、四半期決算型と同等の比較的お得な水準に設定されています。ただし、運用開始直後は「隠れコスト」が不明なため注意が必要ですが、四半期決算型の実績から推測すると、最終的な運用コストは0.18%程度になる可能性もあります。

この資産成長型の最大の特長は、ファンド内で分配金を自動で再投資してくれる点です。これにより、長期的な資産形成において「複利の力」を最大限に活かすことが可能になります。

そもそも「SCHD」って何がすごいの?魅力を深掘り!

「楽天SCHD」の投資対象である米国ETF「SCHD」は、単なる高配当株を集めたものではありません。

1.厳選された構成銘柄
 「ダウジョーンズ US ディビデンド100インデックス」に連動し、10年以上の連続増配実績があり、時価総額5億ドル以上の企業の中から、①キャッシュフロー・②負債比率、③ROE(自己資本利益率)、④配当利回り、過去5年間の配当成長率の4つの指標で評価が高い上位100銘柄で構成されます。

単純に利益が出ている会社だけではないというところが安心材料なのです。

2.分散投資の徹底
 1銘柄の保有割合は全体の4%まで、1セクターの割合は全体の25%までに制限されており、幅広い業種に分散投資が可能です。S&P500やオルカンで上位を占めるハイテク銘柄(GAFAMなど)は含まれていません。

3.安定した増配実績
 2011年の運用開始以来、13年連続で増配を継続しています。直近3年で8.19%、5年で10.87%、10年で10.77%と、VYMと比較しても高い増配率を誇ります。

↓VYMと比較しても、、、

4.堅実なトータルリターン
 過去10年間のトータルリターンでは、VYMを約50%上回る実績があります。また、ハイテク株比重の大きいNASDAQ100やS&P500に比べるとトータルリターンで劣る場面もありますが、ボラティリティ(価格変動)は最も小さいという特徴があり、市場の変動に対して比較的安定した成長が期待できます。

四半期決算型との決定的な違いは「新NISAとの相性」と「税金」

楽天SCHD「資産成長型」と「四半期決算型」の最大の違いは、分配金の取り扱いとそれに伴う税制面です。

1. 分配金の再投資と新NISA非課税枠の消費

•資産成長型:
 分配金がファンド内部で自動的に再投資されるため、新NISAの非課税枠を消費することなく複利効果の恩恵を受けられます

•四半期決算型
 分配金が投資家に支払われるため、自分で再投資する設定にした場合、その再投資分が新NISAの非課税枠を消費してしまいます

2. 二重課税と税制メリット

 海外ETFを投資対象とする投資信託(楽天SCHD)の分配金には、米国で10%、日本で20.315%の税金がかかる「二重課税」の問題があります。

•特定口座で運用する場合
 「二重課税調整措置」により、米国で課税された分が国内での課税額から控除されるため、間接的に二重課税が解消されます。

•新NISA口座で運用する場合

◦四半期決算型: 米国での10%課税は適用されますが、国内では非課税となります。しかしそもそも二重課税されていないので二重課税調整措置は行われないため、米国での10%課税分は戻ってきません。これが「少しもったいない」と言われる理由です。

↓実際のシミュレーション例↓

シミュレーション例では、新NISAの成長投資枠で配当金が出ない米国株に投資し、特定口座で楽天SCHD四半期決算型に投資する方が、新NISAで楽天SCHD四半期決算型に投資し、特定口座で配当金が出ない米国株に投資するよりも、最終的に手元に残る金額が多くなる可能性あります。資産成長型はこの税制問題を回避できるため、より効率的な運用が期待できます。

楽天SCHD「資産成長型」はこんな人におすすめ!

この新たな「楽天SCHD 資産成長型」は、特に以下のような投資家の方に強くおすすめできます。

•米国高配当ETF「SCHD」の魅力に惹かれている方

•20年、30年といった長期での資産運用を考えている方

•新NISAの非課税枠を無駄にせず、分配金を効率的に再投資したい方

•税制面でのメリットを最大化したい方

もちろん、新NISAの投資戦略は人それぞれです。ご自身の投資目的やマネープランに合わせて、最適な選択を検討してみてください。

まとめ

「楽天SCHD 資産成長型」は、新NISAの非課税枠を消費することなく複利効果を期待でき、分配金特有の税制問題を回避できるため、新NISAとの相性が非常に良い点が最大の魅力です。

高配当株投資と長期的な資産形成を目指す方にとって、この新しいファンドは強力な選択肢となるでしょう。ぜひこの機会に、ご自身の投資ポートフォリオへの組み込みを検討してみてはいかがでしょうか。

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