昔は最強だったけど、最近『改悪』ってよく聞くな…」
「楽天カード、もう解約して他のカードに乗り換えるべき?」
かつて「ポイ活の王様」として君臨していた楽天カード。しかし、ここ数年の相次ぐサービス変更で、そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

結論から言います。
使い方さえ間違えなければ、楽天カードは今でも間違いなく「最強クラス」のカードです。
ただし、何も考えずにメインカードとして1枚だけ持ち続けるのは、正直もったいないかもしれません。
この記事では、数々の改悪点を踏まえた上で、それでも楽天カードがなぜ強いのか、そしてこれからの時代に最も賢く楽天カードを使いこなすための「新常識」まで、徹底的に解説していきます!
なぜ楽天カードは「改悪した」「オワコン」と言われるのか?



まず、なぜ楽天カードが「改悪された」と言われるのか、最近の主な変更点をおさらいしておきましょう。
- ① 公共料金などの還元率ダウン (1%→0.2%)
電気・ガス・水道・税金・国民年金保険料などの支払いで得られるポイントが、5分の1に大幅ダウンしました。 - ② SPU(スーパーポイントアッププログラム)の条件変更
楽天市場でのポイント倍率を上げるSPUの条件が複雑化・変更され、以前ほど簡単に高い倍率を維持できなくなりました。 - ③ 楽天ペイのチャージ払いルール変更
楽天カードから楽天キャッシュへのチャージで0.5%還元は維持されていますが、一部のポイント付与ルールが変更され、少し分かりにくくなりました。
これらの変更により、「楽天経済圏の旨味が減った」「思考停止で使っていると損をするカードになった」というのが、「改悪」と言われる主な理由です。
それでも楽天カードが「強い」と言える3つの理由



「じゃあ、やっぱり他のカードの方がいいの?」



いえ、そんなことはありません。これらの改悪を踏まえても、楽天カードには他社を圧倒する強みがまだまだあります。
理由1:年会費無料で「基本還元率1%」はやっぱり優秀
そもそも、年会費が永年無料で、どこで使っても基本1%のポイントが返ってくるカードは、実はそれほど多くありません。多くの無料カードが0.5%還元の中、このスペックの高さは今でも大きな魅力です。
理由2:「楽天市場」での爆発力は健在
SPUの条件が厳しくなったとはいえ、楽天モバイルや楽天トラベル、楽天ブックスなどを利用するユーザーであれば、楽天市場での買い物でポイント5倍〜10倍を狙うことは十分に可能です。特定のECサイトでこれほどの高還元率を叩き出せるカードは、他にありません。
理由3:楽天ポイントの「使い道」が圧倒的に広い
貯めたポイントの使いやすさは、クレジットカード選びで非常に重要です。楽天ポイントは、
- 街のお店で使える(楽天ポイントカード/楽天ペイ)
- 楽天の各種サービス(楽天市場、トラベル、モバイルなど)で使える
- 楽天証券でポイント投資ができる
- カードの支払いに充当できる
など、ほぼ現金と同じ価値で使える汎用性の高さが最大の強みです。
【これからの新常識】楽天カード「2枚持ち」が最強の選択肢!
「楽天市場では強いけど、公共料金の支払いは損…」



このジレンマを解決し、楽天カードのメリットを最大化する戦略が**「楽天カードの2枚持ち」**です。
実は、楽天カードは同じ名義で2枚目のカードを発行できます。これにより、以下のようなメリットが生まれます。
- メリット①:国際ブランドを使い分ける
1枚目はVisa、2枚目はMastercardのようにブランドを分けることで、海外旅行やコストコ(Mastercardのみ対応)など、利用シーンが格段に広がります。
【周りの人の声】
「私もVisaとMastercardの2枚持ちですが、海外旅行に行った際、Visaが使えないお店でMastercardが使えて本当に助かりました!」 - メリット②:引き落とし口座を分けて家計管理を楽に
「生活費用の口座」と「個人の趣味用の口座」のように、カードごとに引き落とし口座を分けることができます。これにより、面倒な家計管理が自動化できます。 - メリット③:利用シーンでカードを使い分ける
これが最も重要なポイントです。
・楽天カード(1枚目): 楽天市場での買い物専用
・楽天カード(2枚目): 楽天ペイへのチャージ専用
このように役割を分けることで、ポイントの取りこぼしを防ぎ、利用明細もスッキリします。
【結論】改悪を乗りこなす!楽天カードの賢い使い方3選



以上の点を踏まえ、あなたのライフスタイルに合わせた3つの賢い使い方を提案します。
パターン1:「楽天市場専用」のサブカードとして輝かせる
日常の支払いや公共料金は、三井住友カード ゴールド(NL)などの高還元カードに任せ、楽天市場で大きな買い物をする時だけ楽天カードを使うという戦略です。これなら、それぞれのカードの「美味しいところ」だけを享受できます。
パターン2:「2枚持ち」で楽天経済圏を使い倒す
楽天モバイルや楽天ひかり、楽天トラベルなど、楽天のサービスを生活の軸にしている方は、2枚持ちで楽天経済圏に特化するのが最も効率的です。国際ブランドや引き落とし口座を使い分け、SPUを最大限に高めましょう。→**楽天カード(2枚目)の申し込みはこちら**
パターン3:楽天ペイと組み合わせて「街での1.5%還元」を実現
街でのお買い物では、**楽天カードから楽天キャッシュにチャージ(0.5%)し、楽天ペイで支払う(1%)**ことで、合計1.5%の高還元を実現できます。この使い方なら、多くの高還元カードにも引けを取りません。
まとめ:楽天カードは「賢く使う」カードに進化した



いかがでしたでしょうか。
楽天カードは、もはや「何も考えずに使っていても最強」なカードではありません。
しかし、その特性を理解し、自分のライフスタイルに合わせて賢く使うことで、今なお最強クラスのパフォーマンスを発揮してくれるカードです。
- 楽天市場をよく使うなら、絶対に手放してはいけない
- 公共料金の支払いは、他のカードに任せるべき
- 2枚持ちをすることで、利便性とお得度がさらにアップする
ぜひこの記事を参考に、あなたのカード戦略を見直し、お得なキャッシュレスライフを送ってくださいね!
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